外交部（日本の外務省に相当）と国防部（日本の防衛省に相当）が国内各NGO（非政府組織）団体と協力して集めた救援物資第一陣15トンは12日午後5時、軍のC-130輸送機2機によりフィリピンのセブ空港に無事到着。その後、同空港の駐機場で引渡しのセレモニーが行われた。仏教団体の慈済功徳会及び中華民国赤十字会など民間団体の代表が、中華民国（台湾）の提供する救援物資を贈呈、フィリピン社会福祉省中部主任補佐（Assistant Regional Director for Administration）のMarcial G. Fernandez氏がフィリピン政府を代表して受け取った。フィリピンのAntonio I. Basilio駐中華民国代表（大使に相当）、フィリピン中部司令官及び中華民国の外交部、国防部、駐フィリピン代表処（中華民国駐比大使館）の職員らが立ち会った。
Antonio I. Basilio駐中華民国代表は中華民国による支援を高く評価、フィリピン外務省のウェブサイトでも、中華民国とその他22ヶ国による支援の内容を掲載した。
外交部は国防部と協力し、13日午前と午後、それぞれ延べ2機を派遣、本日（14日）にも延べ6機の合計延べ12機で、中華民国による緊急支援物資をフィリピンに送り届けた。