中華民国(台湾)海軍の「中和艦」と「昆明艦」は18日午前、プレハブの仮設住宅44戸と災害救援物資をパラオ共和国のマラカル港に送り届け、パラオのトミー・レメンゲサウ大統領自ら、関連省庁の関係者や中華民国の駐パラオ大使館員らと共に港でこれを迎えた。
中華民国の提供した第一陣の救援物資(仮設住宅及び物資)はパラオ到着後、ただちに船から卸され、台風30号による被害が深刻な同国北部のカヤンゲル島に運ばれた。
中華民国は、台風30号によるパラオでの被害に対し、3995万台湾元(約133万米ドル)の義援金と各種の救援物資を提供している。