2024/05/03

Taiwan Today

外交

馬総統がアフリカ2カ国を訪問

2014/01/27
馬英九総統(左)は24日、アフリカのサントメ・プリンシペに到着し、同国のマヌエル・ピント・ダ・コスタ大統領(右)と会談した。(中央社)

馬英九総統は24日(現地時間)、アフリカのサントメ・プリンシペに到着し、同国のマヌエル・ピント・ダ・コスタ大統領と会談、会談後に合同記者会見を行った。馬総統は、会談の主な内容は、マラリア予防・治療計画や農業・牧畜、インフラ、電力供給、情報技術(IT)、教育文化などの分野における双方の協力関係に集中したと述べた。

馬総統は25日、同国において、中華民国(台湾)の医療チームが同国でのマラリア感染率を最低レベルに抑えることに成功し、台湾の寄付によって学校の校舎が建設されたと指摘。これらはすべて、中華民国が国際社会において、「平和の創造者」、「人道援助の提供者」の役割を演じている具体的な成果であると述べた。馬総統はまた、中華民国は過去の「援助の受け入れ国」から、「援助の輸出国」になったと指摘した。

馬総統はさらに25日(現地時間)夜、ブルキナファソに到着し、ブレーズ・コンパオレ大統領と会談。会談後に馬総統は、両国が職業訓練や再生可能エネルギー、医療ケアなど各方面で緊密な協力を展開していると説明。中華民国は国際社会においては苦境に置かれているものの、国交樹立国の支持を得て、「平和の創造者」、「人道援助の提供者」、「文化交流の推進者」、「ハイテクノロジーと商機の創造者」、「中華文化の推進者」などの役割を果たしていきたいと語った。

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