2024/05/04

Taiwan Today

外交

EUが両岸関係と和平の進展を評価、外交部が歓迎

2014/02/12
EUのアシュトン外交安全保障上級代表(写真)の報道官は、台湾海峡両岸の主務官庁トップによる初会談を歓迎する声明を出した。(EU公式サイトより、中央社)

行政院大陸委員会(日本の省レベルに相当)の王郁琦主任委員(大臣に相当)と、中国大陸の国務院台湾事務弁公室の張志軍主任(閣僚級)が11日、中国大陸の江蘇省南京市で会談したことについて、欧州連合(EU)のキャサリン・アシュトン外交安全保障上級代表(外相)の報道官は同日、EUを代表してこれを歓迎する声明を発表した。

声明では、「アシュトン上級代表は、台湾海峡両岸関係事務の主務官庁のトップ同士が、中国大陸の南京市で会談を行ったことについて、強く歓迎の意を示すものである。今回の会談は、両岸が2008年以降実施する和解政策を通じ、民間交流や実質的な協力、経済連携を強め、双方の相互信頼が高まっていることを示すものである。アシュトン上級代表は、両岸が引き続き前向きに、平和的な方法で双方の関係のさらなる進展に取り組むことを期待する」とした。

EUは両岸関係および東アジア地域の安定について、長期的に関心を寄せている。2008年の馬英九総統就任以来、EUと欧州議会は23度にわたって友好的な声明を発表した。外交部(日本の外務省に相当)はこれに対し、今回の声明は、EUが両岸関係の進展を肯定するものであり、中華民国政府はこれを歓迎し謝意を示すとともに、引き続き両岸関係と平和的な方法で双方の関係を進展させることへのEUの関心と支持を期待すると表明した。

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