外交部（日本の外務省に相当）は26日、台湾北部、台北市の国家図書館で、「台湾奨助金（台湾研究助成金）」の受給者による研究成果発表会を行う。
今回の発表会では、助成金受給者4人による台湾での研究成果が発表される。受給者は、ベルギー欧州政策研究センター副研究員のWolfgang Pape博士、トルコのアバント・イッゼト・バイサル大学の経済・行政科学学部長のKamer Kasim博士、マレーシアのラーマン大学の博士論文提出資格者、陳韋亦（Tan Wooi Yee）さん、英国のノッティンガム大学の博士論文提出資格者、Michael Thimさん。4人はそれぞれ、「欧州と東アジアの関係」、「台湾とトルコの関係」、「東南アジアにおける中国大陸のエネルギー安全保障戦略」、「中国大陸の軍事的脅威に対する台湾の非対称的な対応」のテーマで報告する。
外交部の「台湾研究助成金」は2010年に設けられ、これまで57カ国の346人が台湾で研究するために給付された。研究分野は、台湾、両岸関係、中国大陸、アジア太平洋地域、漢学研究など、社会科学や人文科学の分野に及ぶ。