2024/05/02

Taiwan Today

外交

インド総選挙で人民党が下院過半数、政府が祝福

2014/05/19
インド総選挙でインド人民党(BJP)が議席過半数を獲得、ナレンドラ・モディ氏が次期首相となる見込みとなったことについて、政府がこれを祝福する声明を発表した。(外交部サイトより)

インドで12日、投票が行われた第16回国会総選挙(下院選)で、16日夜にインド選挙管理委員会が発表した結果によると、インド人民党(BJP)が過半数を獲得、ナレンドラ・モディ氏が次期政権を担い、首相に就任する見込みとなった。

これについて、中華民国政府は駐インド代表処(駐インド大使館に相当)を通じ、インド政府に選挙が円滑に実施されたことと、モディ氏の率いるBJPが勝利し、首相に就任することを祝うとともに、今後双方が既存の友好的な基礎の上に、通商や文化など各分野での交流と協力を引き続き強化し、ともにウィン・ウィンの局面を切り拓くことを呼び掛けた。

外交部は17日付声明で、中華民国とインドの二国間関係は良好で、近年においては通商、教育、科学技術、文化などの分野での交流がますます密接になっていると指摘。昨年の二国間の貿易総額は61億米ドル、現時点で台湾系企業90社余りが情報通信技術(ICT)、水上運輸、建設、製靴、自動車部品などを中心にインドで投資事業を行っている。双方は2011年7月に二重課税の回避を目的とした租税協定と税関相互支援協定(CMAA)を、昨年3月には「物品の一時輸入のための通関手帳に関する通関条約(ATA条約)」と、同条約の「執行議定書」を交わし、二国間の経済・貿易の実質的な関係を深めるのに貢献している。

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