2024/04/29

Taiwan Today

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台湾海峡両岸は指導者層の対面で安定した枠組みを:馬総統

2014/06/20
蕭萬長前副総統(左)は昨年10月、バリ島で開かれたAPEC会議で中国大陸の指導者、習近平氏(右)と会談した。現職の指導者層による対面が実現するか。(中央社)

中央通訊社(通信社)の報道によると、馬英九総統は先ごろ、「財訊」雑誌のインタビューの中で、「92年コンセンサス」及び「『一つの中国』の解釈は各自が表明する」という、台湾海峡両岸関係のカギとなる理念を両岸の指導者層の対面を通して固め、高度に安定した枠組みにすべきとの考えを示した。

馬総統はこの対面について、アジア太平洋経済協力(APEC)非公式首脳会議では「国家元首」や「総理」などではなく、「経済体のリーダー」として出席することになるため、同会議を利用することが比較的良い方法だと説明、両岸は過去6年の関係発展により、1949年以来65年で最も平和かつ安定した状況になっているとして、「こうした中で対面できれば有意義だと考える」と述べた。

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