ロシアのトランスアエロ航空が、まもなくモスクワ-台北線に就航し、第一便が3日午前6時50分に台湾桃園国際空港(台湾北部)に到着する。台北モスクワ経済文化協調委員会のオレグ・ロボフ(Oleg Lobov)代表夫妻が自ら同便に乗って台湾を訪れることになっており、外交部(日本の外務省に相当)は歓迎の意を表している。
台湾とロシアは、2013年10月に「台湾・ロシア連邦航空サービス協定」を締結した。これにより双方の航空輸送における法的根拠が適用され、その後、話し合いを続けた結果、技術的な内容で合意に達した。なお、台湾とロシアの貿易総額は、1993年の7億米ドルから昨年には47億米ドルまで増加した。また、昨年の台湾-ロシア間の人的往来は延べ2万人を超えた。