米国の華僑界で15日、台湾の地域経済組織参加への米国・カナダ華僑界の支持を推進する委員会が結成された。全米台湾同郷聯誼会（Taiwan Benevolent Association of America、TBAA）の呉程遠氏やシカゴ中華会館（Chinese Consolidated Benevolent Association of Chicago）の劉国新主席など代表者ら共同発起人10数人が、華僑界が力を合わせ、台湾の環太平洋戦略的経済連携協定（TPP）への参加に影響力を発揮したいと表明した。
結成当初の事業の重点は4つで、各選挙区の国会議員への書簡送付、米加の国会議員の支持を求めるロビー活動、米加のシンクタンクの研究者とのフォーラム開催を通じた戦略策定、大手メディアへの投書による世論と民間の支持獲得となっている。