交通部（日本の省レベルに相当）の葉匡時部長（大臣）が同部観光局の謝謂君局長ら一行を率いて12日から14日までマカオを訪問し、第8回APEC（アジア太平洋経済協力）観光大臣会合に出席した。
葉交通部長は会合の中で、台湾における「銀髪族（高齢者）」の旅行推進、「台湾観巴（観光バス）」と「台湾好行（観光ポイント接続バス）」の便利なシャトルバスサービス、日月潭（サンムーンレイク）での電動フェリーと電気自動車推進計画、台湾自転車フェスティバル関連活動、ウェブサイトでの情報と台湾観光カレンダーアプリなど各種の成果を紹介、台湾における異業種提携、低炭素旅行、スマート旅行などの促進への取り組みを説明した。
今回の観光大臣会合では会合終了後、マカオ宣言を発表。同宣言では、観光産業のアジア太平洋地域に対する重要性、並びに観光業の発展では環境の持続可能な発展に配慮すべきであることが重ねて強調された。また、各経済体の相互協力と連携を呼びかけると共に、観光業の分野を跨いだ統合と新たな科学技術の応用を奨励し、アジア太平洋地域の観光業のさらなる繁栄と発展を促進することが決められた。