馬英九総統は2日午前、エルサルバドルのHugo Martínez外相ら一行の表敬訪問を受けた。馬総統は、同外相が2012年5月20日に行なわれた自身の第13代総統就任式典に出席し、総統就任を祝ってくれたこと、並びに今年7月、馬総統が代表団を率いてエルサルバドルを訪問した際に多方面で協力してくれたことに感謝した。
馬総統はまた、同外相は今回の中華民国（台湾）訪問で、林永楽外交部長（外務大臣に相当）と、2014年から2019年までの協力意向書に調印することに触れ、両国が教育、衛生、観光、災害防止などの項目でより密接に協力していけることに期待した。
馬総統はさらに、中華民国とエルサルバドルが2007年にFTA（自由貿易協定）を締結して以降、エルサルバドルの対中華民国輸出は著しく増えているとし、このFTAを通じて中華民国が中米諸国との経済貿易関係を深められるよう希望した。