中華民国（台湾）と正式な外交関係を持ち、南太平洋に位置するツバルのイアコバ・タエイア・イタレリ（Iakoba Taeia Italeli）総督夫妻が8日、同国のMonise Tuivaka Laafai通信・運輸相らを率い、中華民国政府の招きに応じて訪台。一行6人は13日まで滞在する。
イタレリ総督一行は滞在期間中、馬英九総統及び林永楽外交部長（外務大臣に相当）を表敬訪問する他、労働部（日本の省レベルに相当）労働力発展署の中彰投（台中・彰化・南投）分署及び中山医学大学付属病院（台湾中部・台中市）などを参観する。
ツバルと中華民国は1979年9月に国交を樹立して以来、友好的な関係を維持。ツバルは中華民国との関係強化のため、2013年3月、台北市内に大使館を設置。同国にとって5つ目の在外公館となった。ツバルは、中華民国が国際組織及び地域的な組織に参与しようとする取り組みを積極的に支持し、中華民国のための発言を行なっている。