2024/04/29

Taiwan Today

外交

馬総統、エレーン・チャオ元米労働長官らと会見

2014/11/18
馬英九総統(右)は17日、米国で労働長官を務めたエレーン・チャオ女史(左)らと会見した。(中央社)

馬英九総統は17日午前、エレーン・チャオ(Elaine L. Chao)元米労働長官一行の表敬訪問を受け、近年の台米関係の長足の進展について説明すると共に、双方が「二者間投資協定(BIA)」を早期に締結し、経済貿易分野での往来を深められるよう望む立場を伝えた。

馬総統はあいさつの中で、総統に就任して6年あまり、中華民国(台湾)と米国の、経済貿易面、安全保障面、人々の交流の面など各分野における交流はいずれも友好的かつ密接だとし、双方の関係は過去35年来、最も良い段階にあるとの認識を示した。

馬総統はまた、オバマ米大統領が12日に行われた中国大陸の指導者、習近平氏との会談後の記者会見で、「台湾関係法」について明確に触れ、台湾に関する議題についての立場は変わらないと重ねて述べた他、16日の豪・クイーンズランド大学での講演でも、「民主は西洋だけの価値ではなく、日本、台湾、韓国などアジアの国々も盛んで活力ある民主制度を打ち立てている」と話したことを指摘した。

そして馬総統は、今年上半期、台湾はインドを抜き、米国にとって11番目に大きい貿易パートナーとなっている一方、米国は台湾にとって三番目に大きい貿易パートナーで、海外からの対台湾直接投資(FDI)では最大の国だと説明、今後は米国との「二者間投資協定」を出来る限り早く締結し、双方の投資と貿易面における協力の機会を拡大できるよう希望した。

ランキング

新着