馬英九総統は25日、日本の安倍晋三首相の特別経済顧問、浜田宏一教授ら一行と会見し、台湾と日本の経済・貿易協力の成果を説明した。
馬総統はスピーチの際、浜田教授について、豊富な経歴を持ち、日本や米国の学術界でも名高く、安倍首相からもその見解が重要視されていると述べた。
馬総統はまた、「台湾と日本の産業提携の強化のために、2011年12月には「台日産業合作搭橋推動方案(台日産業提携懸け橋推進プラン)」を承認、翌年3月には「台日産業合作推動辦公室(台日産業連携推進オフィス)」を設立。これらは台日産業提携の連携窓口とプラットフォームの推進を担っており、今年の10月までで、すでに154件の提携プランが推進された」と説明した。
馬総統はさらに、日本が交渉への参加を決めている「環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)」について、台湾の参加を歓迎していることに謝辞を述べ、今後「東アジア地域包括的経済連携(RCEP)」の参加することで、積極的に地域経済統合を強化したいと語った。