2024/05/06

Taiwan Today

外交

馬英九総統が仏国会議員訪問団と会見

2014/12/10
馬総統は、フランスが台湾のWHA参加継続、ICAOなどの国連専門機関への参与を支持していることに謝意を表した。(総統府ニュースリリースより)

馬英九総統は9日午前、フランスの国会議員訪問団の表敬訪問を受けた。

馬総統によると、台湾にとってフランスは、欧州第4番目の貿易パートナーで、フランスにとって台湾はアジア第9番目の貿易パートナーとなっている。今年の1月から10月までで、双方の貿易総額は28億5,000万ユーロ(約4,231億日本円)に達し、昨年の同期より4.8%増加した。

2011年から欧州連合(EU)は、台湾に対しシェンゲン・ビザ免除措置を開始した。さらに同年3月にフランス政府は、11のフランス海外県・海外領土で台湾のビザ免除措置を実施したことで、近年、台湾からフランスを訪れる旅行者は明らかな増加が見られる。

馬総統はまた、「台湾は地域経済統合への積極的な参加とともに、今後、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)と東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の参加を目指す。さらに東南アジア諸国連合(ASEAN)とEUが締結する関連の経済貿易協力協定が二国間の貿易・経済における関係強化を促進することに期待している」と説明した。なお、馬総統は、フランスが台湾の世界保健総会(WHA)への参加継続および国際民間航空機関(ICAO)などの国連専門機関への参与を支持していることに謝意を表し、国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)への参与も目指すと語った。

ランキング

新着