2024/05/03

Taiwan Today

外交

馬総統、日本の九州経済連合会の麻生泰会長らと会見

2015/03/06
馬英九総統(右)は5日、日本の九州経済連合会の麻生泰会長(左)ら一行と会見。より多くの日本企業が台湾で事業展開し、手を取り合って世界の市場を開拓していけるよう期待した。(中央社)

馬英九総統は5日午後、日本の九州経済連合会の麻生泰会長ら一行の表敬訪問を受けた。台日間の経済貿易関係について馬総統は、昨年の実績では日本は中華民国(台湾)にとって三番目に大きい貿易パートナーで、中華民国は日本にとって四番目に大きい貿易パートナーだと指摘、両国間の貿易総額は616億米ドルに達し、そのうち中華民国の対日輸出が199億ドル、日本からの輸入は417億米ドルだと説明した。

馬総統は、中華民国は4年前に「台日民間投資取決め」を結んだ他、「台日産業提携架け橋プロジェクト」を推進して、両国間の経済貿易面での投資と技術提携を拡大させると共に深化させてきたとし、麻生会長並びに一行に加わって来台した、日本の経済産業省九州経済産業局の岸本吉生局長に対し、より多くの日本企業が台湾で事業展開するよう協力を要請、双方が共同で世界の市場を開拓していけることに期待した。

馬総統はまた、中華民国は今年2月のAPEC(アジア太平洋経済協力)高級実務者会合において、「アジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)」の実現に向けた特別タスクフォースの一員になったと説明、今後も地域経済統合に積極的に参与し、「環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)」、並びに「東アジア地域包括的経済連携(RCEP)」への参加を目指していくと強調した。

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