2024/05/04

Taiwan Today

外交

台米関係はこれまでにないほど密接=米国務省高官

2015/03/12
中華民国はこのほど、エボラ出血熱の流行を防ぐ目的で、パンアメリカン開発基金(PADF)に寄付を行った。寄贈式に出席した米国務省のアンドリュー・ウェバー副調整官(エボラ問題担当、右から2人目)は、米国と台湾の関係はこれまでにないほど密接となっていると指摘。(中央社)

中華民国(台湾)はこのほど、国際的な問題となっているエボラ出血熱の流行を防ぐ目的で、パンアメリカン開発基金(PADF)に寄付を行った。寄贈式に出席した米国務省のアンドリュー・ウェバー副調整官(エボラ問題担当)は、米国と台湾の関係はこれまでにないほど密接となっており、台湾は過去数カ月にわたりエボラ問題で緊密に連携し、台米間のこれまでのパートナー関係をより強化していると述べた。

寄贈式は10日(米東部時間)、ワシントンで行われた。中華民国駐米大使に当たる、沈呂巡代表は、政府を代表して医療専用防護服100点購入のための12万5,000米ドルをPADFに寄付した。

このほか出席した米国務省東アジア・太平洋局台湾事務調整所のクリス・カストロ所長は式ののち、来週にも台湾を訪れ、台湾南部、台南市に設置されるエボラ感染訓練センターの開幕式に出席、米国の対台湾窓口機関、アメリカ在台湾協会(AIT)高雄事務所の新ビルの視察や、北部の台北でAIT関係者らと台米関係の新たな動きについて議論する計画だと話した。

ランキング

新着