カリブ海に位置する中華民国(台湾)の国交樹立国、セントビンセント及びグレナディーン諸島から、同国のナサニエル・ウイリアムズ外務次官とレイモンド・ライアン農業次官ら3人が、中華民国政府の招きに応じ、16日から21日まで台湾を訪れている。
今回の訪問では、中華民国の外交官の訓練や、電子政府の推進(行政情報化)の成果、農業分野における農作物の改良や生産、加工、流通販売モデルのほか、中華民国の政治経済発展状況に対するさらなる理解を深め、双方の友好協力関係と交流を強化するのが目的。
訪問団は国家発展委員会(日本の省レベル)や行政院農業委員会(同農林水産省に相当)、外交部(同外務省に相当)の外交・国際事務学院などを訪れる予定となっている。