2024/05/06

Taiwan Today

外交

台湾、米サウスカロライナ州と運転免許相互承認

2015/03/30
中華民国駐アトランタ弁事処の戴輝源処長(左)と米国サウスカロライナ州車両管理局の局長(右)は26日(現地時間)、「運転免許の相互承認に関する覚書」に署名した。(中央社)

中華民国(台湾)が米国アトランタに設ける領事館に相当する、中華民国駐アトランタ弁事処が27日、中華民国政府を代表して米国サウスカロライナ州と、「中華民国(台湾)交通部(日本の国交省に類似)とサウスカロライナ州車両管理局による運転免許の相互承認に関する覚書」に調印した。同覚書は即日発効。サウスカロライナ州とこの協定を結んだのは中華民国が二カ国目。

同覚書の発効により、中華民国国籍で満18歳以上、サウスカロライナ州に合法的に居留し、中華民国交通部の発行した有効な普通自動車運転免許を持つ者は同州での免許取得の際に、筆記(学科)試験及び技能試験が免除されるようになった。関連の書類を揃えてサウスカロライナ州車両管理局に申し込めば直接同州での運転免許証を受け取れ、従来、免許の受験に必要だった長い時間を省ける。一方、サウスカロライナ州の人で、台湾に1年以上居留可能な権利を得た者、及びサウスカロライナ州に居住する中華民国籍の華僑で台湾に戻った者も同覚書により、サウスカロライナ州の運転免許証で中華民国の運転免許証に取り替えることが可能になった。

中華民国と「運転免許の相互承認に関する覚書」を交わした米国の州は、メリーランド州、アイダホ州、フロリダ州、アーカンソー州、オクラホマ州、テキサス州、デラウェア州、ワシントン州、ミシシッピー州に続いてサウスカロライナ州が10州目。

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