2024/05/07

Taiwan Today

外交

蒋丙煌衛生福利部長、第68回WHAに参加

2015/05/18
世界保健機関(WHO)の第68回目の年次総会(WHA)は18日から。蒋丙煌衛生福利部長(写真)が代表団を率いてこれに参加する。(中央社)

世界保健機関(WHO)の第68回目の年次総会であるWHAは18日から26日まで、スイスのジュネーブで開かれる。衛生福利部(日本の厚労省に類似)の蒋丙煌部長(大臣)は代表団を率いてこれに参加する。中華民国(台湾)の代表団は、WHA一般会議と技術委員会で、医療制度、感染症の予防と治療、健康促進などの議題について発言し、専門分野への参与を強化する。また、各国の代表らと交流し、国際的な医療提携の可能性を探る。

今年のWHAのテーマは、「柔軟性と対応力を備えた医療制度(Building resilient health systems)」で、蒋衛生福利部長は一般会議でこのテーマについて発言、中華民国の医療衛生面における成果と経験を分かち合うと共に、WHOによる世界の保健戦略とその取り組み全てに対する支持とその実践への決意を表明する。蒋部長はさらに、WHO及び世界のパートナーたちと、柔軟性と対応力を備えた医療制度の構築に向けて共に努力する姿勢を強調する。

大会期間中、中華民国の代表団は技術委員会で、技術的な議題23項目と5項目の経過報告(progress reports)について発言する。代表団は、「非感染性疾患の予防と管理」、「ポスト2015年開発アジェンダ」、「インフルエンザ大流行への備え」、「衛生体系の強化」などの議題について各国と交流できることを期待、さらに会議を通じて、グローバルな保健戦略の趨勢に対する理解を深める。

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