英国貿易文化弁事処(British Trade and Cultural Office, BTCO)が27日、「英国在台弁事処(British Office)」に改名すると発表した。27日より有効。中華民国(台湾)の劉志攻駐英国代表(大使に相当)は、今回の改名は両国の関係が前向きに発展していることを象徴するとの見方を示した。
劉代表は、新たな名称は同弁事処が事実上、英国政府の代表であることをより明確にし、また英国側が「中華民国の存在は否定できない事実」であるという政治的な現実を直視していることを表すと説明している。
英国のChris Wood駐台代表は、英国は今回の改名を通じて、同弁事処の業務範囲を十分に示せるよう期待していると述べた。