2024/05/03

Taiwan Today

外交

中華民国と米国「グローバル協力訓練枠組み」了解覚書を締結

2015/06/02
中華民国(台湾)と米国は1日、台湾北部、台北市の台北賓館で、「グローバル協力訓練枠組み」了解覚書を交わした。(中央社)

中華民国(台湾)と米国は1日、台湾北部、台北市の台北賓館で、「グローバル協力訓練枠組み(GCTF=Global Cooperation Training Framework)」了解覚書を交わした。台湾側は外交部(日本の外務省に相当)北米事務協調委員会の張小月主任、米国側は対台湾窓口機関、米国在台協会(AIT、米国大使館に相当)のクリストファー・マルート台北事務所長が双方を代表して署名、枠組みの成立を宣言した。これは長期にわたる台米間交流において初めて中華民国において署名した了解覚書であり、双方のパートナー関係が緊密、堅実、友好的であることを十分に示すものとなった。

台米間は近年、国際人道支援、公衆衛生、環境保護、エネルギー、科学技術、教育、地域発展といった実質的な分野で常に協力関係を強化し、国際的な交流プラットホームをともに構築している。GCTFの構築は、米国のジョン・ケリー国務長官およびヒラリー・クリントン前国務長官のいう台米間の「安全保障および経済における重要なパートナー」関係を具体的に実現するものである。今後はこの枠組みを基礎とし、台米は双方がともに関心を寄せる議題において引き続き協力し、手を取り合って自身の長所を活かして国際社会に貢献し、アジア太平洋地域、ひいては世界の平和と安定、繁栄を促進するためともに努力を重ねていく方針だ。

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