2024/05/03

Taiwan Today

外交

馬総統、ハイチで最高裁判所ビル落成式に出席

2015/07/16
馬英九総統(中央左)は訪問先のハイチで14日、同国最高裁判所ビルの落成式に出席した。同ビルの建設には中華民国が協力している。(中央社)
馬英九総統はドミニカ共和国での二日間の日程を終え、現地時間の14日午前8時(台湾時間14日午後8時)に専用機でハイチに向かった。到着後、ハイチのミシェル・ジョゼフ・マルテリー(Michel Joseph Martelly)大統領がタラップの下で出迎え、馬総統は同大統領と共に赤じゅうたんを歩き、儀仗兵による歓迎を受けた。 馬英九総統は2013年8月、ハイチの最高裁判所ビル建設工事の起工式に出席した。このため今回の訪問での主な活動は、同ビルの落成式に参加してテープカットを行なうこと。 馬総統は、2013年の8月13日に初めてハイチを訪問した際、マルテリー大統領と起工式に出席し、23カ月後に再びここで落成式に参加できることは、両国の友情と協力関係が成果を上げたことを象徴しており、大変うれしく思うと述べた。 起工式を終えた馬総統はハイチの大統領府に向かい、マルテリー大統領と会談。会談後には共同記者会見を開き、会談内容と協力計画について説明した。 馬総統はあいさつの中で、ハイチでの震災後に中華民国政府が行ってきた関連の援助について説明し、なお長い時間がかかる被災地の復興過程において、中華民国政府は今後も被災地に寄り添い、ハイチの復興事業に協力していくと強調した。 ハイチの報道機関が、教育と農業分野以外のさらなる協力計画についてたずねたのに対し、馬総統は、太陽光発電に関する設備を運用してハイチの発展を助ける考えを改めて表明した。また、技能講習や職業訓練も努力可能な方向だとし、中華民国政府は継続的かつ常態化した形でハイチの人材育成に協力する用意があり、労働力をレベルアップできれば、ハイチの発展に寄与するだろうと述べた。

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