馬英九総統は訪問団を率いて15日（現地時間）、ニカラグアの首都、マナグアに位置する空軍空港に到着した。
馬総統は、ニカラグア政府がかんがいなど農業分野の人材育成で中華民国の協力を求めていることについて、ニーズと可能な協力範囲について整理した上で、人材の募集と育成計画の推進に着手することで合意したと説明。また、ニカラグアのオルテガ大統領が大西洋側の海岸に新たな港を建設したいとしていることについて、馬総統は、同国はそれに必要な資金を要求しているのではなく、中華民国（台湾）に計画面での協力を求めているのだと説明、ニカラグア政府が駐ニカラグア中華民国大使館を通じて情報を提供してくれるよう要請し、それらの情報に基づき、台湾で検討した上で対応を決める考えを示した。