2024/05/02

Taiwan Today

外交

外交部、「粉塵爆発」での各国駐台使節による寄付金に感謝

2015/08/11
中華民国に駐在する各国の使節による寄付金が、林永楽外交部長(右)に手渡された。(中央社)

台湾北部・新北市のテーマパーク、「八仙水上楽園」では6月27日夜、「粉塵爆発」と見られる事故が発生し、多くの死傷者が出た。犠牲者とけが人への哀悼と思いやりの気持ちを伝えるため、各国が中華民国(台湾)に駐在させる使節による団体の団長を務めるナウルのH.E. Dr. Ludwig Dowong Keke大使は10日午前、各国使節のメンバーを率いて外交部(日本の外務省に相当)を訪れ、同団体が募った寄付金を林永楽外交部長(外相)に手渡した。

衛生福利部(日本の厚労省に類似)がまとめた8月7日までの統計によれば、今も226人が入院して治療を受けている。外国人は8人がけがを負った。南アフリカ国籍の1人はけがが軽かったため入院記録は無い。シンガポール国籍の1人と日本国籍の1人はいずれも医療専用機で帰国。現在は5人の外国人が、体表面積の25%から90%のやけどを負っているため引き続き入院して治療を受けている。外交部は事故発生後ただちにこれら外国籍のけが人を見舞うと共に、中華民国政府を代表して、けが人の家族や友人に対してお見舞いのメッセージを伝えた。

同事故発生後、各国の政府要人や中華民国における駐在機関から相次いでお見舞いのメッセージが寄せられた。欧州、米国、日本はまた、治療用の皮膚や医療器材を寄付した他、やけど専門の医療チームを台湾に派遣して治療に協力した。各国のおもいやりと善意に対し、外交部は中華民国政府と国民を代表して心からの謝意を表している。

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