2024/05/06

Taiwan Today

外交

外交部、第70回国連総会における友好国の発言に感謝

2015/10/06
国連総会では友好国の多くが中華民国(台湾)のために発言した。(国連ウェブサイトより、CNA)

第70回国連総会は9月15日に米ニューヨークの国連本部で開幕。9月25日から27日までは「国連ポスト2015開発アジェンダサミット(UN Summit for the Adoption of the Post-2015 Development Agenda)」が行なわれ、9月28日から10月3日までは一般討論演説が行われた。外交部(日本の外務省に相当)は5日、同サミットと一般討論演説で友好国のうち16カ国の国家元首、政府首長もしくは代表が中華民国(台湾)のために発言してくれたことに感謝した。

一般討論演説では友好国16カ国が、台湾が台湾海峡両岸の平和のために果たした貢献を称えると共に、国連が全人類の福祉増進という考えに基づき、台湾の国連体系参与を適切な方式で受け入れることを考えるよう呼びかけた。これらの発言では特に、台湾の参与を認めるべき組織、枠組みとして、「国際民間航空機関(ICAO)」、「世界保健機関(WHO)」、「国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)」が挙げられた。

一方、「国連ポスト2015開発アジェンダサミット」においてマーシャル諸島、ナウル、セントクリストファー・ネーヴィス、ツバルの4カ国は、これらの国々が「ミレニアム開発目標(Millenium Development Goals, MDGs)」を達成する上で中華民国(台湾)が果たした貢献と、開発パートナーとして台湾が担った重要な指南役の働きに感謝すると共に大いに称えた。これらの国々はまた、台湾をUNFCCC、「国連環境総会(UNEA)」など関連の国際会議とメカニズムに加え、持続可能な開発目標(SDGs)に参与させるよう呼びかけた。

外交部は今年の国連総会一般討論演説及び「国連ポスト2015開発アジェンダサミット」の期間中、友好国が具体的な行動で、中華民国が国連体系に有意義に参与しようとする取り組みに固い支持を表明してくれたことに再度感謝した。そして、外交部は今後も、国家主権、尊厳を守りながら人々の福祉を増進するとの前提の下、国連体系へのより有意義な参与に対する国際社会の支持取り付けに引き続き努力していくことを表明した。

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