2024/04/27

Taiwan Today

外交

馬総統が駐国連常任代表訪問団と会見

2015/10/28
馬英九総統は、友好国の駐国連常任代表による中華民国訪問団一行を握手で迎えた。(中央社)

馬英九総統は27日午後、友好国の駐国連常任代表による中華民国訪問団一行と会見した。馬総統は、中華民国が国際社会において、積極的に「人道支援の提供者」、「ピースメーカー」の役割を果たし、貢献していく取り組みを説明するとともに、友好国が今後も中華民国の国際組織への意義ある参加を支援するよう呼びかけた。

馬総統はあいさつの中で、「2015年は国連創設70周年にあたり、中華民国は設立当初の加盟国だった。1971年に国連を脱退し、代表権を失ったが、中華民国の国名は、国際連合憲章第23条と第110条に未だ存在している。総統に就任した2008年以来、中華民国による、国連機関や活動への有意義な参加を進めてきた。また各国交樹立国が国連総会の一般討論演説などの場で、中華民国の加盟について発言していることに対して、深く感謝している」と述べた。

馬総統はさらに、国際情勢が常に変化している中で、各国交樹立国の中華民国に対する支持は、ますます大きな意義を持つと強調した。また、各国交樹立国が中国大陸と経済・貿易交流を頻繁に行っていることについて、中華民国政府が反対したことは一度もなく、その理由は、中華民国も中国大陸と貿易や投資の関係を結んでいるからとした。しかし、各国交樹立国と中国大陸との関係発展が、政府レベルにまで発展しないよう求めた。

馬総統は、中華民国と各国交樹立国の関係は、協力と共有という立場から出発して、それ以来ずっと様々な分野での協力や交流が成功を収めてきた。これは各国交樹立国の発展に寄与するとし、各国交樹立国は、今後も中華民国が国際社会に参与するのにより良いチャンスを得られるよう協力することに期待を示した。

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