来年１月に行われる次期総統選挙における与党・国民党の公認候補、同党の朱立倫主席が、10日夜、米国へ出発した。朱主席は、今回の米国訪問のスケジュールは米国側の計らいを尊重し、会うべき友人に会うと説明、みなが自身及び台湾を応援してほしいとの期待を示した。
朱主席は、10日夕方に台湾北部、台湾桃園国際空港第二ターミナルビルに到着、搭乗口にて記者団からの取材を受けた。台湾と中国大陸の初の首脳会談が行われたことについて朱主席は、「今後の両岸の平和と、台湾の国際的地位を高める上で重要な歴史の一ページ」との見解を述べた。
朱主席はまた、米国が長きにわたって台湾を支持していることに謝意を表し、台米関係は非常に重要な一環だと強調した。さらに、華僑が長い間、台湾を支持していることにも深く感謝し、米国側の計らいを尊重するとした。