2024/05/01

Taiwan Today

外交

蕭萬長前副総統、APEC開催期間中に日本の安倍首相と会談

2015/11/20
蕭萬長前副総統(左)は19日、APEC首脳会議が開かれるフィリピンのマニラで、日本から参加した安倍晋三首相(右)と二者会談を行い、双方が関心を寄せる議題について幅広く意見を交わした。(中央社)

蕭萬長前副総統は馬英九総統の代理として第23回アジア太平洋経済協力首脳会議(AELM)に出席、19日午前には同会議の開催地、フィリピンのマニラで日本の安倍晋三首相と二者会談を行い、双方が関心を寄せる議題について幅広く意見を交わした。

蕭前副総統は会談の中で、中華民国(台湾)は日本との関係を「特殊なパートナー関係」と位置づけていると強調。安倍首相の台湾に対する友好的な姿勢と支持に感謝すると共に、台湾が将来、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の次の拡大交渉に参加することで、日本との二者間、並びに多角的な経済貿易関係をより深めていけるよう願う立場を伝えた。

蕭前副総統はまた、先ごろ行なわれた台湾海峡両岸双方の指導者同士の対面の主な意義は、両岸関係の平和的な発展が地域の安定と安全に貢献することにあると説明。

日本の食品の安全な輸入に関する規制問題について蕭前副総統は、現在、台日双方はすでに食品の安全性確保に向けた管理で協力を強めており、今後も協力しながら台湾の人々が食べる食品の安全性と、日本食品の合理的な台湾向け輸出を確保していくと述べた。

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