2024/05/01

Taiwan Today

外交

馬総統がAPEC首脳会議参加の成果を評価

2015/11/23
馬英九総統(写真左)は20日、APEC首脳会議に出席した中華民国代表団、蕭萬長前副総統(写真左)と会見、その成果を評価した。(中央社)

馬英九総統は20日午後、「2015年第23回APEC(アジア太平洋経済協力)首脳会議(AELM)」に出席した中華民国(台湾)の代表団と会見した。

今回の会議出席で得た成果について、馬総統は、自身の代表として同会議に出席した、蕭萬長前副総統が、米国のアントニー・ブリンケン国務副長官および日本の安倍晋三首相と二者会談を行ったこと、さらに、中国大陸の最高指導者、習近平氏など、多くの経済体(エコノミー)の首脳との会見を挙げ、それは台湾によるTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)第二次拡大交渉への速やかな参加にプラスになるとの期待をよせた。

蕭前副総統は、今回の会議出席の大きな成果を三つ挙げた。第一に、台湾の5つの分野におけるイニシアチブが首脳宣言に盛り込まれたことから、各経済体の台湾に対する評価がうかがえる。第二に、APEC加盟国との二国間、多国間関係を強化したこと。米国、日本、シンガポール、インドネシアなどの首脳との二者会談が実現、その他の国々の首脳とも会談して、収穫を得た。第三に、同会議の会期中に、中華民国(台湾)の代表団が各加盟国と、台湾のTPP、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)およびアジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)への参加について、十分な議論を行ったことで、台湾のTPP第二次拡大交渉への参加の基礎を築いたこと。

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