2024/05/07

Taiwan Today

外交

パプアニューギニアが駐台湾商務代表処を開設

2016/01/04
パプアニューギニアの駐台湾代表処が開設された。中央右はテープカットする外交部の令狐栄達政務次長。(外交部サイトより)

パプアニューギニア駐台湾商務代表処(Papua New Guinea Trade Office in Taiwan)の開設式典が昨年12月31日午後に行われた。同式典はパプアニューギニア政府が派遣した代表団の団長であるH.E. Christian Anthony Vihruri大使、及び初代駐中華民国(台湾)代表のTommy Kambu Kunji氏によって執り行われ、外交部(日本の外務省に相当)の令狐栄達政務次長(副大臣に相当)が林永楽外交部長(外務大臣に相当)に代わって出席し、同代表処の開設を祝った。同代表処開設後、中華民国とパプアニューギニアは、貿易、商務、投資、観光、農業技術、漁業、医療衛生、エネルギーなどの分野における交流と協力を強めることになる。

中華民国政府は、パプアニューギニア政府による中華民国での代表処設置を歓迎すると共に、今後、両国間の経済貿易面などでの実質的な関係がいっそう緊密になるよう期待、外交部が今後同代表処と緊密に協力し、双方の互恵関係を推進していくとしている。

中華民国は1990年にパプアニューギニアに商務代表団を設立しており、双方の協力関係は広範囲にわたっている。両国間の貿易総額は2010年に初めて1億米ドルを突破し、1億2300万米ドルを記録した。2013年には3億6600万米ドル、2014年にはさらに9億米ドルへと増えており、経済貿易面での関係拡大に大きな可能性があるという。

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