馬英九総統は14日、「国際青年民主主義者（IYDU）」の代表団一行の表敬訪問を受けた。馬総統は政府の近年における地域の平和発展のための取り組みと成果を説明するとともに、IYDUと中華民国（台湾）が引き続き友好関係を保ち、ともに国際社会における民主主義と自由、平和のため尽力していくことを期待すると語った。
馬総統は、IYDUのメンバーは多くが欧米やアフリカといった地域の政党だが、アジアでは中華民国の中国国民党と韓国のセヌリ党のみで、他国の政党は未加入だと指摘。またIYDUは幾度となく中華民国で委員会議を開くとともに、昨年は中華民国における青年支部の設立を決議、1年余にわたる各者の連携と推進を経て、15日には台湾北部の台北で「IYDU―アジア青年フォーラム」結成大会を開催し、今後台湾にIYDUアジア事務局を設置する計画となっているが、これは中華民国が民主的な政治、繁栄する経済、自由で開放的な社会を有する友好的な国家であることが、世界に認められていることの表れであると語った。