2024/05/08

Taiwan Today

外交

馬総統、米国特使のバーンズ前国務副長官と会見

2016/01/19
馬英九総統(右)は18日、米国の特使、バーンズ前国務副長官(左)と会見した。(総統府サイトより)

馬英九総統は18日午前、米国の特使、ウィリアム・バーンズ(William Burns)前国務副長官と会見し、近年、安全保障面での協力と経済貿易関係などにおいて、中華民国(台湾)と米国があげた様々な成果を説明した。

馬総統はまた、民進党の主席で今回の総統選挙で当選した蔡英文女史が、円滑な政権交代を確保するため総統府に出向き、「立法院(国会)での多数党による組閣」について自身と話し合うことを考慮してくれるよう希望する立場を示した。

馬総統は、米国務省も、選挙結果が明らかになってから発表した、蔡英文女史の当選を祝う声明の中で、「馬英九政権と新政権が建設的な協力を行ない、円滑な政権交代を確保するよう望む」としている点に触れ、米国が選挙後の政局の安定を希望する発言であり、自身がここ二日間提示している建設的提案と完全に一致していると指摘、「新たな民意が支持する内閣があってこそ、政権交代がスムーズに行なえるからだ」と説明した。

ランキング

新着