世界自由民主連盟(WLFD)中華民国総会は22日から25日にかけ、「2016年世界自由デー祝賀大会」を記念した一連のイベントを開催している。
外交部(日本の外務省に相当)の林永楽部長(大臣)はあいさつで、結成62周年を迎えたWLFDはこれまで60年余り、自由と民主主義、人権、公平・正義などの理念を堅持し、自由と民主主義の強化と促進、国際協力の提唱、教育や文化交流の推進においてすぐれた成果を上げてきたと述べた。
また林部長は、2015年に米人権団体のフリーダムハウス(Freedom House)が発表したレポートによれば、中華民国(台湾)の政治的権利(Political Rights)は最も自由度の高いランク1、自由権(Civil Liberties)はランク2と格付けされ、17年連続で「自由」と評価されたと指摘、これは西欧諸国や米国、日本と並ぶもので、台湾が世界各国と「民主主義」や「自由」などの価値観を共有していることを心から誇りに思うと強調した。