2024/05/06

Taiwan Today

外交

馬総統、パラグアイの国会及び上院議長による訪問団と会見

2016/01/27
パラグアイは中華民国(台湾)にとって南米で唯一の友好国。国交を樹立して来年で60年となる。写真は2013年、馬英九総統(右)がパラグアイを訪問し、カルテス大統領(左)の大統領就任式に出席した時の様子。(総統府サイトより)

馬英九総統は26日、パラグアイ共和国の国会及び上院のAbdo Benitez議長夫妻の訪問団と会見した。馬総統は、両国が来年国交樹立60年を迎えることに触れ、双方の人々はずっと助け合い、困難を共に克服してきており、その関係は大変友好的だと強調した。

馬総統は、パラグアイで先ごろ大規模な水害が起きた際にも中華民国(台湾)は真っ先に援助の手を差し伸べ、人道支援の提供者としての役割を果たしたと説明、中華民国はこれからも、出来ることなら何でも支援していく用意があると述べた。馬総統はまた、両国間の長期的な協力計画には、「私たちの家」プロジェクト(低所得者用住宅建設計画)、並びに「らんの花の産業発展」計画などがあり、これらパラグアイの人々の生活と社会に大きな助けとなるプロジェクトはいずれも執行中だと説明した。

馬総統はそして、パラグアイが国際的な場で、中華民国の国際社会参与を支持する発言をしてくれていることに感謝、中華民国は国連における代表権を失ったことで、重要な条約の締約国になれないものの、少なくとも国連の条約6つについては、立法手続きを経て国内法化し、国民と政府に適用されるようにしていると指摘した。

ランキング

新着