米国議会上院の外交委員会は1月28日、中華民国（台湾）が国際刑事警察機構（INTERPOL）のオブザーバーとなることを支持する法案を可決した。同様の法案は昨年11月に米下院を通過しており、同法案は今年、立法手続きを終えられる見通し。
米国議会が台湾の国際刑事警察機構参与を支援する取り組みがまた一歩前進した。米上院外交委員会は1月28日、発声表決方式で第2426号法案を可決、米国務長官に対し、台湾が国際刑事警察機構のオブザーバー資格を取得できるよう協力するための計画提出を求める。
この法案は米上院外交委員会のBen Cardin少数党筆頭委員と東アジア・太平洋小委員会のCory Gardner委員長によって昨年12月に党派を超えて共同で提出された。上院外交委員会のBob Corker委員長は会議の席上、台湾は米国にとって重要な盟友であり、同法案は台湾の国際刑事警察機構への実質的な参与を助け、国際犯罪の撲滅と安全保障問題に関する台湾のさらなる貢献を実現するものだと説明した。