2024/05/03

Taiwan Today

外交

馬英九総統が3月に中米を訪問、米東部は経由せず

2016/03/01
馬英九総統は3月に中米を訪問する。写真は2009年にベリーズを訪問した馬英九総統(右)。左はベリーズのバーロウ首相。(総統府サイトより)

外交部(日本の外務省に相当)の侯清山次長(副大臣に相当)は2月26日、馬英九・総統は3月13日から19日まで外遊し、グアテマラとベリーズを訪問すると明らかにした。往路では米国のヒューストンで、帰路にはロサンゼルスでトランジットする。この外遊は「久安専案(計画)」と命名されており、馬・総統の総統任期中最後の外遊となる。「久安」には、「友好国との友情は久しい歴史を持ちながらますます新しく、外交関係は磐石のごとく強固で安定している」との意味合いが込められている。

侯外交部次長は26日午後に総統府で開かれた記者会見で、この外遊には林永楽外交部長(外相)、総統府の蕭旭岑副秘書長、並びに関係各省庁の首長が随行し、訪問団は70人から80人になると明らかにしている。

計画によれば、馬総統はグアテマラのモラレス(Jimmy Morales)新大統領、ベリーズで再選されたバーロウ(Dean Barrow)首相、並びにセントクリストファー・ネーヴィス、セントビンセント及びグレナディーン諸島、セントルシアなど、カリブ海に位置する三つの友好国の首相と会見し、中華民国台湾の友好国に対する重視のほどを示すという。

また、馬総統は中米議会(PARLACEN)で講演し、中華民国が中米に位置する友好国を重視しているとのメッセージを中米の人々に伝えることにしている。

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