外交部(日本の外務省に相当)は3日、中華民国(台湾)が米国ボストンに設ける領事館に相当する、中華民国駐ボストン台北経済文化弁事処が2日、米国マサチューセッツ州と、運転免許の相互承認協定を締結したと明らかにした。中華民国の自動車運転免許を持つ者は同州での免許取得の際に、筆記試験及び技能試験が免除され、直接マサチューセッツ州での免許証を受け取れるようになる。中華民国の運転免許証を持っていれば、米国の16の州で、試験を受けずに現地の免許証を取得できることになった。
マサチューセッツ州での運転免許が試験を受けずに取得可能となることは、現地に派遣された台湾企業の職員、学術交流関係者、1500人を超えるとされる留学生が快適に暮らし、働くのを助ける。
中華民国と運転免許の相互承認協定を結んでいる米国の州は、マサチューセッツ州、ペンシルバニア州、アラバマ州、オレゴン州、メリーランド州、アイダホ州、フロリダ州、アーカンソー州、オクラホマ州、テキサス州、デラウェア州、ワシントン州、ミシシッピー州、サウスカロライナ州、ウエストバージニア州、アリゾナ州の16州。