2024/05/04

Taiwan Today

外交

ポーランドのクファシニェフスキ元大統領が招きに応じて来台

2016/03/15
中華民国とポーランドの「青年文化・教育交流計画協定」は「ワーキングホリデー協定」に相当する。双方の若者たちの交流に寄与している。(僑務委員会サイトより)

中華民国(台湾)政府の招きに応じて、ポーランドのアレクサンデル・クファシニェフスキ元大統領ら2人が13日から17日まで来台。今回の訪問は、中華民国の政治経済の発展ぶり、東アジア情勢、南シナ海情勢、台湾海峡両岸関係、並びに中華民国とEU(欧州連合)との関係などへの理解を深めることが目的。クファシニェフスキ元大統領らはまた、中華民国における中小企業支援、IT産業でのイノベーション、海外に住む国民を対象としたサービスなどでのやり方と経験を学べるよう希望している。

クファシニェフスキ氏は1995年と2000年の二度にわたってポーランドの大統領に当選している。ポーランドが民主化されて以降、再選を果たした大統領はクファシニェフスキ氏のみ。大統領任期中、1999年にはポーランドの北大西洋条約機構(NATO)加盟を成功させ、2004年にはEUへの加盟も果たし、同国の政治、経済、社会の転換に良好な基礎を築いた。

中華民国外交部(日本の外務省に相当)は、中華民国とポーランドとの実質的な関係は密接かつ友好的で、過去2年の間に「青年文化・教育交流計画協定」、「空運協定」、「医薬品と医療器材協力了解覚書」、「自動車運転免許証相互承認了解覚書」を相次いで締結するなど、双方の交流と協力関係をいっそう深めるため、基礎を固めていると説明した。

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