米連邦議会下院は米東部標準時間3月14日、賛成381票、反対0票の圧倒的多数で、上院第2426号法案を可決した。内容は、中華民国（台湾）がオブザーバーとして「国際刑事警察機構（略称ICPO、インターポール）」に参加することを支持するというもの。当該法案は3月8日に米連邦議会上院でも可決されており、これにより米国会での立法手続きが完了したことになる。大統領の署名を待って、発効となる。
米連邦議会下院「外交委員会アジア及び太平洋小委員会」委員長のマット・サーモン (Matt Salmon, R-AZ) 議員は2015年4月に中華民国（台湾）のICPOオブザーバー参加を支持する法案を提出した。それから１年足らずのうちに、連邦議会の上院と下院において、いずれも圧倒的多数で法案が可決された。米連邦議会上院・下院、そして共和党・民主党の両党議員が、中華民国（台湾）の国際組織参与について示した友好的態度と支持に対して、中華民国政府は最大の感謝を表明した。