2024/05/06

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呉敦義副総統、「第13回日台文化交流青少年スカラシップ」訪台団と会見

2016/03/24
呉敦義副総統は23日、「第13回日台文化交流青少年スカラシップ」の受賞者の表敬訪問を受けた。写真は22日に日本の東京で行われた表彰式の様子。(台北駐日経済文化代表処サイトより)

呉敦義副総統は23日午後、「第13回日台文化交流青少年スカラシップ」の台湾研修訪台団一行と会見し、一行の訪台を心より歓迎した。呉敦義副総統は、主催機関をたたえ、感謝の意を伝えたほか、今回訪台した青少年たちが今後も中華民国(台湾)との交流を強化し、両国の友好を深めるために努力することを期待すると述べた。

呉副総統はあいさつで、「『日台文化交流青少年スカラシップ』は日本工業新聞社が2004年に創設したもので、今年で13回目を迎える。日本全国の中学・高校・大学生から、台日文化交流をテーマに作文・書道・マンガなどの作品を募集し、優れた成績を収めた入賞者を春休み期間、台湾研修旅行に招待している。実際に台湾の人々や社会、文化に接し、風景を見ることで、台湾に対する認識を深めてもらうのが狙いだ」と説明した。

呉副総統によると、今回は従来の作文と書道に加えて、短歌と漫画が募集項目に加わったため、反響も大きかった。今年訪台した16名の優秀な学生たちは、1771名の応募者の中から選ばれたメンバー。2015年末までの時点で、累計196名の優秀な学生が台湾研修旅行に参加し、大きな成果を見せている。

台湾研修旅行の一行26名は、日本工業新聞社の遠藤一夫社長と広瀬典孝編集長による同行の下、総統府において呉副総統を表敬訪問した。会見には外交部の章文樑主任秘書、中華民国(台湾)の対日本窓口である亜東関係協会の蔡明耀秘書長が同席した。

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