2024/05/01

Taiwan Today

外交

パナマが運河拡張工事の竣工式に蔡英文次期総統を招待=外交部

2016/03/25
パナマがパナマ運河拡張工事の竣工式に蔡英文次期総統を招待。写真はパナマ運河を通るエバーグリーンマリンの貨物船。(中央社)

外交部(日本の外務省に相当)は24日、パナマ政府が、1月に行われた次期総統選挙の当選者、蔡英文民進党主席をパナマ運河拡張工事の竣工開通式に正式に招待していることを明らかにした。同式典は6月に開催される。民進党による新政権側には外交部がすでに通知済みだということ。

BBC(英国放送協会)は、パナマ運河の拡張工事は6月26日に竣工と開通の式典を行う予定で、パナマはすでに70カ国の国家元首や政府指導者に対して正式な招待状を発送しており、蔡英文次期総統と中国大陸の「国家主席」、習近平氏も含まれると報じた。

外交部の林永楽部長(大臣)は台湾のメディアの取材に対し、中華民国の駐パナマ大使館は1、2日前にパナマからの招待状を受け取っており、外交部にはコピーが届いていると明らかにした。

林外交部長は、蔡英文氏が出席するかどうかは新政権が回答することとしながらも、自分の立場から言えばこれは重要な活動で、多くの国が参加するので、出席することは友好関係の強化に役立つと強調した。林外交部長はまた、台湾のエバーグリーン・グループ(長栄集団)はパナマに膨大な投資を行なっており、中華民国はパナマ運河を使用する最も重要な国の一つでもあるので、中華民国の総統の出席は大変有意義だと述べた。エバーグリーン・グループは、海運大手のエバーグリーンマリン(長栄海運)を中心とする企業グループ。

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