外交部（日本の外務省に相当）は、長期にわたり国民のスポーツ外交に尽力し、中華民国（台湾）の国際的なイメージ向上に卓越した貢献をしたとして、財団法人スインギング・スカート・ゴルフ基金会の王政松董事長（会長）に「外交の友貢献賞」を授与した。
外交部の林永楽部長（大臣）は25日に行われた授賞式の祝辞で、王政松董事長が2010年に設立した「スインギング・スカート・ゴルフチーム」は、台湾の次世代のゴルフ選手を育成し、ゴルフというスポーツを広めたと評価した。林永楽部長はまた、同基金会は2011年から３年連続で、中華民国（台湾）で「スインギング・スカート・ワールドレディースマスターズ」を開催しており、世界トップクラスの女子プロゴルファーを招待し、同じゴルフ場で試合をさせることで、中華民国（台湾）における女子ゴルフの人気を高めたと王政松董事長の貢献を説明した。
林部長はさらに、王政松董事長がその後、2014年に「スインギング・スカート・ゴルフ基金会」の名義で、米サンフランシスコにて「スインギング・スカートLPGA（全米女子プロゴルフ協会）クラシック」を開催したが、これは中華民国（台湾）の国民が米国で世界レベルのプロゴルフ大会を主催する初のケースであり、且つLPGAにとっても、米国本土で他国協会と行う初の共催試合となったと紹介した。
林部長は、「王政松董事長は長期にわたり、国民のスポーツ外交に尽力し、中華民国（台湾）の国際的なイメージを向上させた。外交部はこれに感謝し、特別に授賞式を開催し、その貢献をたたえるものである」と述べた。