APEC(アジア太平洋経済協力)観光大臣会合が、28日と29日にペルーで開催される。20日に発足する新内閣で交通部(日本の国土交通省に類似)の部長(大臣)に確定している賀陳旦氏は9日、同会合出席に向けて努力すると発表した。もし、賀陳旦次期交通部長の出席が確定すれば、20日の新内閣発足後、重要な国際会議に出席する2人目の閣僚となる。
APEC観光大臣会合は、2年に1回開催され、今年はペルーで開催される。中華民国(台湾)からは、賀陳旦次期交通部長、謝謂君交通部観光局長など8名からなる代表団が参加する。賀陳旦次期交通部長は同会議において、台湾の観光産業の発展状況と今後の戦略について報告する。
今年の会議のテーマは「旅行を利便化して、アジア・太平洋地域への観光へつなげる」。主に、航空運送事業者の連携に重点を置いている。
交通部の計画によると、台湾の代表団は、26日の午後、あるいは夜に台湾の大手航空会社、チャイナエアライン(中華航空)の飛行機で出発、31日の夜に台湾に戻る。