中華民国政府は、フィリピンで5月9日に行われた大統領、副大統領、国会議員選挙等につき、フィリピンが民主選挙を再度円滑・円満に実施したことを祝賀した。
フィリピンはこのほど、大統領、副大統領、および国会議員選挙等を実施した。投票者数が多いことから、現在もまだ開票作業が進められており、最終的には上院と下院による合同議会が集計データを精査したのち、正式に当選者名簿を発表することとなっている。
中華民国(台湾)にとって、フィリピンはかねてから友好的な隣国で、両国の人的往来は活発である。両国は経済、貿易、法の執行、労働、観光、教育、文化等の分野で密接な関係を有し、民主、自由、法治といった普遍的価値を共有している。中華民国政府は今後も、これまで築き上げてきた盤石な基礎の上に、フィリピンの新政権との協力を引き続き強化し、さらに進んで双方の友好的な実務関係を増進させたいと考えている。