中華民国（台湾）が米国カリフォルニア州に設ける領事館に相当する駐サンフランシスコ台北経済文化弁事処は現地時間25日、中華民国交通部（日本の国土交通省に類似）を代表して、米ネバダ州車両管理局と「中華民国（台湾）交通部と米ネバダ州車両管理局による運転免許相互承認に関する協定」を締結した。同協定は即日発効した。台湾と「運転免許相互承認に関する協定」を締結する米国の州はこれで17となった。一方、ネバダ州が外国政府と「運転免許相互承認に関する協定」を締結するのはこれが初めて。
現在、米国ではネバダ州のほか、メリーランド州、デラウエア州、ウェストバージニア州、サウスカロライナ州、アーカンソー州、オクラホマ州、テキサス州、ミシシッピ州、アリゾナ州、アイダホ州、ワシントン州、フロリダ州、オレゴン州、アラバマ州、ペンシルベニア州、マサチューセッツ州の16州及びプエルトリコ自治連邦区がすでに、台湾と「運転免許相互承認に関する協定」を締結している。外交部（日本の外務省に相当）は、今後も米国のその他の州との交渉を続け、国民に有利なこの措置の拡大を目指す。これにより、台湾の住民が米国を訪問した際の利便性を高め、双方の人的往来を一層強化したい考え。