総統府は3日、台北駐日経済文化代表処（日本における中華民国大使館に相当）の新たな代表（大使）に、行政院長（首相）経験者の謝長廷氏（左）を任命する人事を発表した。写真中央は外交部（日本の外務省に相当）の李大維部長、右は台湾の対日本窓口機関、亜東関係協会の邱義仁会長。（中央社）
総統府は3日、謝長廷氏を台北駐日経済文化代表処（日本における中華民国大使館に相当）の代表（大使）に任命する人事を発表した。謝長廷氏は民進党主席、行政院長（首相）、高雄市長などの要職を歴任。また、日本の文部省（当時）の奨学金を得て、国立京都大学で修士号を取得、博士課程を単位取得退学している。日本留学の経験を持ち、民進党幹部の中では数少ない、英語と日本語の両方に精通した人材の一人である。