2024/05/19

Taiwan Today

外交

台湾、米国と共同で「重要言語奨学金」プログラムを実施

2016/06/14
外交部及び教育部が米国務省と協力し、同省「重要言語奨学金」を受ける大学生と大学院生合計20人を台湾に招いている。写真は始業式の様子。(中央社)

台湾と米国の学術交流と文化協力を促進し、上級の言語を習得して多元的な文化も理解する人材を育成するため、中華民国外交部(日本の外務省に相当)及び教育部(日本の文科省に類似)はこのほど米国務省と協力し、米国務省の「重要言語奨学金(Critical Language Scholarship, CLS)」を受ける米国の大学生と大学院生合計20人を台湾に招いた。これらの学生は6月から8月まで台湾に滞在し、国立成功大学(台湾南部・台南市)が行なう2カ月の言語訓練に参加する。

CLSは米国務省教育文化局(ECA)が主催・協賛し、米国の大学生及び大学院生に対して、夏休みに8週間から10週間の海外における言語学習カリキュラムを提供するもの。中国語教育の分野における台湾の優れた地位を示すと共に、より多くの外国人学生を台湾での中国語学習に引き付けるため、外交部がCLSの誘致に努めた結果、米国務省は今年初めて、台湾をCLSの学生が中国語を学ぶ地点に加えた。外交部は、台湾にやってくるこれら学生たちが中国語を学びながら台湾の人たちの温かさと文化の魅力も体験できるよう希望、また、台湾と米国の間で将来、教育と文化交流分野でのさらに踏み込んだ協力が実現することにも期待している。

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