蔡英文総統は24日、友好国で中米に位置するパナマと南米のパラグアイに向けて出発する。消息筋によると、訪問団に随行する企業7社は、長栄海運（Evergreen Marine Corp.）、宏遠紡織（ Everest Textile Co., Ltd.）、 福寿実業（FWUSOW INDUSTRY）、義美食品（I-MEI Foods Co., Ltd.）、三陽機車（Sanyang Motor Co., Ltd. ）、華碩（ASUSTeK Computer Inc.）、永旺能源（General Energy Solutions Inc.）。
蔡総統は今週、総統就任後初めての外遊に出発する。スケジュールは24日から7月2日までの8泊9日。チャイナエアラインの専用機で、パナマとパラグアイを訪問し、トランジットは米国のマイアミとロサンゼルスで行なう。
訪問団のメンバーは、国家安全会議の呉釗燮秘書長、総統府の劉建忻副秘書長、曽厚仁副秘書長、外交部（日本の外務省に相当）の李大維部長（外務大臣）、侯清山政務次長（副大臣）、僑務委員会の呉新興委員長、交通部（日本の国交省に類似）の王国材政務次長、経済部（日本の経産省に相当）の楊偉甫常務次長（事務次官に相当）、中華民国対外貿易発展協会（TAITRA＝台湾貿易センター）の梁国新董事長（会長）、立法委員（国会議員）、並びに企業の代表7人。
外交部は先ごろ、蔡総統の外遊では正式な国交を結んでいる友好国との関係を強化する他、台湾の企業の、これら訪問先での投資に向けた視察を促す任務も兼ねると説明しており、今回は企業代表7人が随行することになった。業種は紡績、新たなエネルギー、食品、原材料、交通産業、海運など。
消息筋によると、訪問団に随行する企業7社は、長栄海運、宏遠紡織、福寿実業、義美食品、三陽機車、華碩、永旺能源だという。