中華民国（台湾）の対日本窓口機関である亜東関係協会と、日本の対台湾窓口機関である公益財団法人交流協会は21日午後、台北市（台湾北部）にて「台日海洋協力対話」準備会議を開催した。この会議により、双方は7月下旬に台北市内にて初会合を開催することで一致した。
今回の準備会議で台日双方は、協力の精神に基づき、初会合の期日、場所、海洋協力事項などについて十分に意見を交換した。
準備会議の冒頭、亜東関係協会の邱義仁会長と公益財団法人交流協会台北事務所（台湾における日本大使館に相当）の沼田幹夫代表（大使）がそれぞれ挨拶を述べ、会議は順調に進められた。
邱義仁会長は、「台湾と日本はこの数年間、さまざまな分野で交流が深まり、人的往来も頻繁で、友好関係は緊密だ。この対話が双方の関係強化、意見が異なっている問題の解決、そしてこの地域の安全と安定に対し、必ず貢献があると信じている」と述べた。